2月1日、本日電話ナシ 「ライフハック?」

 かいまきという冬の昭和アイテムがある。

 袖がついた布団というか、綿が入った着物というか。寝る時にこれをかけて寝ると、おそらくとっても暖かいと思う。関東より以西にしか住んだことがないので、かいまきで寝たことはないけれど、今年の強烈な寒さに、かいまきがあったらいいなぁと思っていた。
 ふとそのことを思い出して、10年来使っているキルティングのガウン(ガウンと呼ぶのもおこがましいヨレヨレ具合だが)をかいまき風に、後ろ身ごろを前に回して両腕を袖に通して布団に入ってみた。ナンチャッテかいまきだ。これがなかなかいい。
 体温で温まったナンチャッテかいまきを、着たまま布団に入るので、寝具が冷たくても抵抗がない。毛布などは寝てるうちにズレるけれど、袖が通っているからカラダに密着して暖かさが逃げない。
 朝起きた時や夜中にトイレに行く時はさらにいい。寝てた時の暖かいまま起きられる。暗闇で探して着るガウンは、袖がどこだか探してわりとイライラする。それがないのもいい。名案だ。かいまきは収納場所に困るけど、ありもので間に合わせるってのもライフハックな感じ。まだまだこのヨレヨレ、使えそうだ。エコだなぁ。

 カタカナはかっこいい。正確に言えば単なる横着なんだが。