日曜ダメなら月曜日

2023.1.28

12:48pm

 

 病院での父との電話は、同じやり取りのリフレイン。さすがに担当の先生も読み飽きてられると思うので、文字起こしの負担軽減も含め、試みに父の応答だけ文字起こししてみた。

 T. は 父さん 《》は、はちむン'sメモ

 

T.こっちに来てくれる?お金は出すからさ

T.一緒に帰ればね、いいんじゃないかなぁと思ってさ

T.ここへ来てくれればありがたいんだけどね

T.わかってるね

《「わたしにここの場所はわかってるね?」と聞いてる》

T.松沢病院っていうの?ここは

《電話のサポートをしてくださってる看護師さんに聞いている》

T.いつ来られますか?今日来られますか?無理?

T.明日でもいいからさ

《「先生に退院の日を聞いてからね」と言うと》

T.そうしてください

T.明日くらいかな

《「明日は日曜だから先生お休みだよね」と言うと》

T.あぁそう。月曜日がいいね

《!!! 父、日曜の次は月曜ということが分かってる!

T.こっちへ来てくれる?

《「高知に住んでるから行けないよ」と言うと》

T.えーッ!!!

《いつも新鮮。「そう。だからいますぐは行けないよ」と言うと》

T.あぁそう!あんたが行ける時に電話をください

《「あんたが行ける時に」と気遣いがみえる。アルツハイマー認知症の不思議》

T.電話しなくても、おれここにいるから。あんたならね、サッサとやるよ

《わたしへの評価高し》

T.じゃあ待ってますので。ここ分かる?

T.何日の何時頃って電話してくれれば

T.じゃあ電話を待ってるということで

《「ケースワーカーさんに連絡するから、お父さんにも伝えてもらえるよ」と言うと》

T.よろしくお願いします。おれはここにずっといますので。よろしく

通話時間4分5秒