2月3~7日、ずっと電話ナシ 「お金がかかる」

 父からの電話がない。看護師さんを困らせない優等生になった様。それでも相変わらず、9時台、16時台に電話待機はしている。何日も電話がないので、油断して電話を携帯せずに洗濯物を取り込んだり、トイレに行ったりしているが、無事に(?)1時間が過ぎるとホッとする。

 2月に入ったので、いよいよ父を迎えるための手続きについて具体的に動かなければならない。まずは父の部屋の準備だが、こちらは去年から動いているにも関わらず、なかなか進まない。金銭的、物理的に難しいことが多すぎて現時点でもまだクリアしていない問題をかかえている。

 それからもうひとつ。父がこちらに来た時の介護サービスについて確認しなければならない。今日はケアマネさんと面談して、具体的なサービスの種類や自己負担額について伺った。介護サービスを受けるのは本当にお金がかかるんだなぁと実感した。自己負担額でこれだけかかるのだから、総額は相当で、しかも被介護者の人口はすごく多いのに、介護者の給料が上がらないのはなんでだろうと思った。計算の弱いわたしだから、分からないだけかもしれないけれど、使われてるお金は本当に正しく(無駄なく)まわっているのだろうか。これだけひとりのお客がお金を出しているのに(国からもお金が出ているのに)サービスする人は有資格者でも、いつまでも薄給だ。しかもお客は増えるばかり。老人介護はお金がかかるものだと言われたらそうかもしれなけれど、よその国はもっとサービスが充実してたり、介護従事者の給料も高かったりすると聞く。なにかこの国の介護業界のお金の動き、おかしくないのかなぁと思う。

 サービスを受ける高齢者だって、国のお金をたくさん使っているみたいな風当りを、わたしは見ていて感じる。でも例えば国保で病院にかかってる人が、医療費を3割しか窓口負担していないからといって、税金をたくさん使ってると感じて肩身が狭いだろうか。どっちも元々のお金は一人一人が出した保険料であって、それを「国のお金」と呼び、その上、結構な自己負担額を払ってるのだから、高齢者だって堂々としていていいと思う。国はとるだけは、容赦なくとる。でも誰もシアワセじゃない。そんなのおかしくないのかなぁ。

 …あ、ハナシが電話からそれた。ごはんのしたくをせねば。