- 帰宅欲求が強く出る。もしくはふるさとに帰りたがる時(父の郷里は静岡県です)
父への声かけとしては、
「娘さんが○○時に迎えに来ますよ」
「いま娘さんがこちらに向かってますよ」
「さっき娘さんから連絡があったのでじきに来ますよ」
「娘さんが静岡に行くための飛行機のチケットを取ってるそうですよ」 等々 わたしが解決してくれると伝えると安心します。
「静岡はいいところですよね」とか
「早く帰りたいですよね」とかの同調も父は喜ぶと思います。
すぐに忘れてしまうので繰り返し伝えて下さい。
- 物を収集したり、自分のカバンに入れて持って帰ろうとする時
父の手元付近に、父が持ち去ってもいいものを置いておく様にして頂けますか。こちらからそういったものを用意します。
また父には透明で小さ目のバッグ(物理的にモノがたくさん入らないサイズのバッグ)を別途持たせます。着替えを入れる手さげも中身が見える様なバッグにします。
もしバッグに施設のものや他の利用者さんのものを入れていたら、
「別のバッグに入れ替えましょうね。ちょっと預かりますね」などと言って回収して下さい(バッグの中身も回収された事実もすぐ忘れます)。再びバッグと、父が持ち去ってもいいものを、手元付近に並べて頂いたら、それらを詰めることにまた集中しだすと思います。