2022.12.11
9:31am
T.もしもし
H.もしもしーひろこー!おはよー!(笑)
T.まぁあれだよ。朝のアレを食べてる
H.朝ごはん食べてるところだった?
T.うん
H.ごめーん!
T.別にいいんだよ
H.もうとっくに食べ終わったと思ってかけちゃった。ごめんごめん
T.あーいいんだよ、いいんだよ。人はそんなにいないんだから《母とふたりきりだということみたい》
H.あははは。そっか、そっか
T.おれはどっしりと座れるこっちの椅子の方がいいわ《2階の自室の椅子は物が載ってて座りにくいのか?》
H.あははは。はいはい。そうだね
T.そんなにバンバン、バンバンさぁ変えないとさ。おかしいんだよ。またこうかぁとか思うけどさ。そういう点ではこっちは大丈夫だから
H.《???何のことを言ってるのか全く分からなかった》大丈夫…?調子が悪いとかじゃないのね?
T.うーん…そうね
H.うーん…《やっぱ調子悪いのかな?》
T.いやー持ってるとさ、やっぱりあの…右の親指が、これとさ…
H.《親指に何かを当ててるポンポンという音が。やっぱり右の親指がまだ痛いのか》ぽんぽんしてる、してる
T.これは親指となんかじゃねぇからさぁ。こういうアレでもさあんたちによく、ここもうパッパパッパやってるなぁっていうのはさ、そういうのは勘づいて自分もあ、これはちょっといかんなというのをね…女性だからさ
H.《???難解。やっぱり分からない》んー女性のわりにあんまり助けになってないから、申し訳ないなと思う…
T.いやいや、どっちゅことない。まぁしょうがないよ
H.うん…ごめんね…なかなかすぐには行けないからね…
T.そうそうそう…そんなアレでさ、今まだ、あの…
H.もうちょっとごはん食べるとこ?
T.…はい!いっぱいだけどもうほとんど上においてさ《キッチンのカウンターに食べ終ったお茶碗を置いたということ?》、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13とかさ
H.ん?それなに?
T.いや、そういうのみんなアレだからさぁ、むこうっかわとのアレがね、柿のね、おれの…
H.干し柿かなぁ《数からいくと甘いふつうの柿を切り分けたものかもしれない》
T.うんうん
H.いっぱいあるねぇ
T.4個くらいおれの方にまわしてきたと思うんだけどさぁ
H.あぁそうなんだ。お母さん出してくれたんだ
T.うん
H.あーそっかぁ(笑)おいしいのを食べるところだったんだね
T.あぁ…
H.実は電話したのはね、きのう、わたし荷物をそっちに送ってるの
T.あ、そう
H.笑われるだろうけど、お父さんが好きそうなおやつを、きのう送ったの。今日届くから、お父さん食べてね(笑)
T.よく分かんないよ、いまの(笑)
H.あぁ!中身はね、いま言わないでおくよ(笑)
T.あーそうっかぁ
H.届いてからのお楽しみにしといて。そういう意味。あははは
T.あぁ。ははは
H.子どもだましみたいだけど、まぁお歳暮と思って受け取ってください(笑)
T.あぁそう。ありがとうね
H.届いてから言って。恥ずかしいから
T.わかんねーからさ
H.そうそう。秘密だから。分かんなくていいから(笑)なに?お母さんもまだご飯食べてるの?
T.うん、そうだね。洗ったりしてるから
H.代ってもらおうかなと思ったんだけど…
T.おれがこれをポンと渡すだけでいいから
H.渡せそう?忙しそうだったらいいよ
T.あ、そう?おれはあんまり…知らねーからさ《母のこと言うときはすぐテンション下る(笑)》
H.ははは。知らねーからって
T.いまこっち来たよ
H.あぁぐるっと回ってきたのか
T.そうそうそう。これ聞いてるのをさ《受話器のこと》必要だったら、渡すからさ
H.渡せそう?
T.ちょっと待って。ほれッ《母に受話器を渡した》
母に、父の好物の芋ケンピが今日宅配便で届くことを伝えた。要件が済んだので、父に「ひろこがよろしくって言ってるよ」と伝えて欲しいというと、「はいはい」と言って母が電話を切ろうとするから、「いま言って」と強く言う。父がやきもちを焼いちゃいけないと思って、父に気を使って言ってるのに母には通じない。
もっとも今日は受話器を母に渡した途端に、わたしと電話をしていたことを忘れた様で、母の言うわたしの伝言は父の耳に届かなかった様だが。
通話時間8分26秒