帰省初日 訪問診療契約

 お昼を食べた父は、お腹が落ち着いたので2階の自分の部屋に上がろうとした。しかし、腰が痛いと言って、リビングを歩くのさえままならない。母の足付きの杖を持って来て2階に上がろうとするので、慌てて介助。ステップの奥行がやたら狭いわが家の階段には、杖の足の幅の方が大きくて、うまく杖の足をステップに載せないと、体重をかけた途端に転倒する危険がある。わたしは、父のお尻を肩に載せてえっちらおっちらやっと2階に上がった。

 父があまりにも強い痛みを訴えるので、本当は12/1で予約していた訪問診療のSLCさんに、今日来ていただくことは可能か電話で問い合わせてみた。

 すぐに確認して頂き、今日15時からの訪問OKとの連絡が来た。ありがたい。父にその旨伝えた。(おそらく3秒も覚えていないのだが)

 

 SLCさんの訪問が早まったということは、保険者証を見つけなければならない。入れ歯をさがしつつ後期高齢者医療被保険者証(=保険者証)も探した。

 しかしこちらは入れ歯よりあっさり見つかった。以前入れていた、机の右にある小引き出しの2番目に、前回と同じ様に入っていた。父はこの10月1日から医療費が2割負担になっているので、結構な支払額になるのではないかとドキドキしたが、2割負担でも、月2回の訪問診療と、それ以外で何かあった場合に診察して頂くのを含め、上限で18,000円とのことだった。(月に何回、先生に来ていただいても18,000円以上はかからないらしい!)

 また、ケアマネさんへクリニックから情報提供を行った場合の費用として、居宅療養費管理指導費がかかり、こちらの上限額は2,000円で、合計で20,000円になるとのこと。ちょっとかかるけれど、20,000円でお医者さんがいつでも対応して下さるのは、遠距離家族としてはとても心強い。年末年始、土日祝祭日、夜中に受け付けて下さる電話番号も教えて頂き、「救急車よりは遅いけれど、速やかにむかいます」と言われた。もーれつ頼もしい。

 SLCさんと契約を交わし、支払いは口座引き落としとのことなので、後日送ると約束した。

 

 父の腰については、ポータブルのレントゲンで骨の様子を見て頂いたけれど、問題なく、おそらく先日担ぎこまれた病院の「座骨神経痛」の診断で正しいでしょうとのこと。血圧が高い点も伝えたが、薬を飲まないので(頂いた薬を自分には必要ないと捨てる)のでどうしたらいいか伺った。腰痛と血圧を下げるパッチを出すので、貼って下さいとのこと。毎日貼りかえる手がないけれど、父が1階で、母がいるタイミングでわたしから言ってかえてもらう方法を考えたが、痛みの自覚がなければ同意してくれないと思う。悩ましい。