帰省2日目 介護保険申請・介護認定調査 他

 約束の時間が来たのであんすこのYさんのところで、諸々の手続きをさせて頂いた。

 昨日SLCさんとの訪問診療の契約の際、介護認定調査のための医師の意見書を書いて頂けたので、その旨Yさんに報告。父に介護サービスを受けてもらうための、認定調査の要件がひとつクリアした。

 介護保険申請も完了。正式の介護保険被保険者証が出来るまでの暫定の介護保険証(A4版サイズ)を頂いた。

 母には、自身のベッドの隙間に隠してもらい、正式の分が来たら差し替えてもらう様伝えた。しかし正式のものは区から郵送で父の名前宛で発送されるとのこと。父は、自分の名前のついた郵便物は自分で処理したがるので、母の目に触れないうちに2階の部屋に持って行く懸念がある。父がどこかにしまってくれればまだいいのだが、処分する可能性も大きい。うっかり失くしてしまった時に、再発行はかなり手間とのことなので、父宛に発送されない様、Yさんに確認をお願いしている。

 それから、介護サービスのための認定調査の件、レクチャー頂いた。認定調査とは、父が要支援なのか、要介護なのかを判定して頂くための調査で、通常区の担当の方に訪問して頂くが、日程調整して訪問して頂くのに2週間。その後、審査・判定にさらに2か月かかるとのことで、父が行政サービスを受けられるのはまだまだ先になりそうだ。

 

 あんすこさんを出て、S薬局に向かう。父と母のケアマネのYさんがいるところで、今後父に処方されたお薬を自宅まで持ってきて頂くための契約をしなければならない。

S薬局さんで説明を聞き、書類を頂いて、高知に帰宅後必要事項を書いて返送することを約束した。

 

 S薬局さんを出る頃にはお昼になっており、父が心配に。母が出かけると言っていたのでひとりで昼食をとっているのかが気になった。

 電話をかけたところ、母がお昼はいっしょにとっていた様なので、わたしのもうひとつの用事を済ませて帰宅することに。

 

 もうひとつの用事とは、父の前倒しの誕生日プレゼントを買うことだ。父の部屋は物があふれており、プレゼントに何をあげても誕生日の実感が伴わない。なので、今年はバースデーケーキをプレゼントすることにした。

 ザ・バースデーケーキという感じの、生クリームといちごで飾られたホールケーキに、父の名前を冠した砂糖菓子のプレートを載せたものだ。味はさておき、見た目のインパクトで、父の誕生日をにぎにぎしくお祝いしようと、ケーキ屋を探し歩いた。なぜか、S薬局の最寄り駅は水曜日はケーキ屋さんの定休日が重なり、仕方なく隣の駅まで遠征した。

 

 すでにくたくたではあったのだが、あんすこさんから電話があり、なんと2週間先になると言っていた介護サービスのための認定調査が、今日なら時間が取れそうと、区の方から連絡があったそう。これを逃す手はない!ケーキを仕入れ、急いで帰宅した。

 

 夕方、認定調査のOさんとあんすこのYさんが来られ、父へのヒアリングは始まった。最初は調子のよかった父だが、立って下さい、寝て下さい、寝返りを打って下さいと、OさんとYさんが父を盛り立てながら調査を進めて下さっていたのに、瞬く間に父が飽きてしまい、「そろそろいいんじゃないか」と、いつものキレる寸前の目つきに変ったところで終了となった。全項目済んでいないはずなので、後日Oさんからわたしに何等かの連絡が来るとYさんに言われた。どんとこい。

 

 今日も怒涛のような一日だった。

 あ。もうひとつ大事なことが…。例のアレだ。

 それは別のスペースで。