婆バクハツ!ならぬ、爺バクハツ! 

↑ 問わず語りの神田伯山 のヘビーリスナーでして f(^_^;)

 

T. は 父さん H. は はちむン 《 》は、はちむン'sメモ

2022.11.18

9:54am

H.もしもしー

T.もしもしー

H.やー、今日お母さんところに訪問看護さん来てたでしょー?

T.おー知らねぇよそんなヤツはー!《早くもブチ切れ状態》

H.えー。またー(笑)

T.(笑) じょうだんじゃねーよ!《これはわたしに対してなのでいつもの感じで》

H.帰っちゃったのかな?

T.コノヤロー!!!《いきなり着火》

H.何を怒ってるの?

T.早く帰れッ!!!訪問看護さんに怒鳴っている》

H.え?誰に言ってるの?

T.行きたかったら二人で行けッ!コノヤロー《母が取りなしてる声がかすかに聞こえるが火に油状態》

H.お父さん!お父さん!

T.はい、もしもし《あ、戻った》

H.わたしに怒ってるみたいだったよ(笑)

T.(笑)違う違う違う違う《全力否定》

H.そんなに怒る様なことしてないでしょうよ

T.えぇー?!《また燃え出すのか?》そうだなぁ《元に戻った。だけどまだくすぶってる》

H.そうでしょ。ちょっとごめんねって言っといてよ!

T.コノヤロー。変なことばっか言いやがってさ

H.何を言われたの?ん?ん?

T.言われたこたーねーよ。そんなバカみたいなやつに。とっとと出てけって言ってるんだッ!

H.ん?何をそんなに怒ってるの?

T.行けーッ!訪問看護さんと母に言ってる》

H.お父さん!お父さーん!

T.はい。えへへへ《あ、戻った》

H.困ったなぁ…

T.2階のね…もしもし?

H.もしもし?もしもし?どうしてそんなに…

T.もしもし?

H.はいはい、はいはい?

T.2階のおれのさ、あの書いてあるのあるでしょ?

H.うん。何かな?

T.え?この間話をしたでしょ

H.うんうん。うーんとカレンダーのこと?

T.もうすぐ、階段上がってさすぐだからさ

H.お父さん、いまお母さんの電話でしょ《母のスマホにかけていたので、そのまま2階の自室に持って来ている》。わたしかけ直すからぁ…

T.《父が2階に上がる足音。到着したらしい》ひ・ろ・こ・帰宅。29、30

H. …って書いてある?

T.それから…ついたちが帰宅ってなってるな

H.あぁそうだね。高知に帰る日だね。ついたちは

T.あぁ帰る、帰る…うん。11月29、30にひろこが帰るって(笑)。31とね(笑)

H.うん。31はないなぁ《11月なので》

T.31は泊まって…えへへへ

H.あははは《ま、いいや》

T.ついたちには帰るということを、ちゃーんと書いてあるんですよ

H.書いてある?

T.うん。…前から?これは…?

H.あははは。そうそう。その予定はそう。必ず帰るから

T.うん、うん

H.よろしくね

T.うん《やっと落ち着いた》…誕生日ってのが書いてあるけどね

H.お父さんのでしょー?

T.そうそう《うれしそう》

H.12月5日でしょ?

T.そう!そうそうそう!《すごく嬉しそう》

H.それは書いてなくても覚えてるよ! 

T.あなたは§Ψ÷ΔΘμ…《突然なにやら大きい声》

H.なんてなんて?

T.いやいやいや…いいって、いいって

H.何の大声かと思っちゃったよ。困ったなぁ

T.全然!全然アレだよ《普通モード》

H.全然アレ?

T.うん。帰宅するなら帰宅する、帰宅しなくても別におれはいいよ

H.大丈夫だよ。帰るよ…《話を続けようとしたら遮られ》

T.曜日が違うとかね《自分で自分を落ち着かせようとしてるのか穏やか》

H.あ、そっかそっか《分からなかったけどとりあえず同意》

T.12月に帰ってもさ、いいよって。あんたのアレもあるからさ

H.うん…《内心→???》

T.おれは12月5日が誕生日だもんでさ

H.うん、そうだね。あははは

T.あははは。そういうとこだって変えられてもさ、どっかね、あの…2、3人で東京とか違うところをね、静岡とかさ、そういうところへさ、実家の方もちょっと、都会の方がいやだったらさ…それはおれの方でやってやるからさ《だいぶ話がごちゃごちゃ》

H.うん。予定では29と30とついたちで東京の方に行くからさ。お誕生日の前祝いだね

T.あはは。そうか《またうれしそう》

H.お誕生日当日の5日はね、ちょっと行けないからねぇ

T.あぁそっかそっか

H.そう。だからちょっと前祝いだから、お父さんほしいものあったらリクエストしといて

T.えー?

H.なに?なにが欲しいの?

T.そんなのはいいよ(笑)

H.なんでよ。せっかくお誕生日なんだからさ、リクエストがあればさ

T.あぁいや、誕生日なんかさ、なんかくれって言わないからさ

H.あははは。そっか奥ゆかしいな(笑)

T.そういうのはいいから

H.ふーん(笑)わかったよ。じゃサービスするよ(笑)

T.どっかへね、出かければいいさ。あんたともうひとり誰か知らんけどさ

H.うちのだんなさんは行けないから

T.あぁーそうかそうか。そりゃそうだよ

H.わたしひとりしか行けないからね

T.そうだそうだ

H.ごめんね。…あとはお母さんかな

T.あぁ…今はいいよ。もう。うちの方は《母の話しになるとくぐもった声》

H.お母さん、ちょっと外出られないからね。しょうがない

T.はいはい、はいはい《話を切り上げたい感じ》

H.どっか行くならね、ふたりでね

T.その前にさ、調子がいい時のアレでさ《「その時の調子の塩梅でさ」と言いたかった様な気がする》

H.そういうお父さんは調子いいの?

T.調子はそんなに悪くないよ

H.腰とか痛くない?

T.多少そういうのはあるかもしれないけど

H.あ、そう

T.遠くへ行くのはいま、あんまり…ダメかなぁと思ってさ

H.まぁ寒いしね

T.そうそう そうそう

H.ね

T.結構2階の窓から見えるさ、今日なんかも大きい樹の上の方がさ…道路が上がってるから、見えるでしょ

H.そうだね。うちの方はちょっと坂を上がるからね。前の家より高いからね

T.そうそうそう

H.そうだそうだ。そう。じゃあけっこう風が吹いたり、冬っぽい天気?

T.そうだね。だからこっちから行くのもね…この近くで行くっていってもしょうがないからねぇ

H.あ、そうなの?寒いからうちにいたいって言うのかと思っちゃった。近くに行ってもしょうがないのか

T.ははは。東京の方に住んでるからさ

H.そうだね。新宿も乗り換えてちょっと行けば着くからねー

T.そうだねぇ《ものすごく穏やかな「そうだねぇ」》

H.そうだよねぇ…うん

T.こっちはひと部屋あいてますからね

H.了解しました。自分でお布団敷いて寝ますから

T.あははは

H.もう…ねぇ、わたしにはニッコニコなのに

T.いや…いま自分のテレビ見てるんだけどね、結構大きいからねー

H.そうだねー。うちのお父さんのテレビは結構大きいよ。うちのの3倍くらいあるよ。アッハッハハ

T.そんなことないよ

H.ほんとだって。うちのちっちゃいんだから(笑)

T.あ、そう(笑)

H.昔のテレビみたいだよ

T.はい、はいはい《部屋の外の気配を気にしている様子》

H.あれ?どうしたの?もう看護師さん帰るのかな?

T.じゃあ決まったらさ《帰省の時のおでかけ場所のことだと思う》

H.わかったわかった

T.どうなるか分かんないけどさ

H.まぁね。了解~…ね、お父さん

T.なに?

H.もしもう電話切るんだったら《ひと呼吸入れた》

T.切る《即答》

H.うん。お母さんに電話代ってもらてもよい?

T.え~?《キレルかな?》

H.その電話お母さんの電話だからスマホだから》、ちょっと、代ってもらっていい?下に持ってってもらっていい?《父が母にスマホを返すのを忘れて2階に上がりっぱなしになっちゃうと、足の悪い母が2階に取りに行けないので》

T.はいはい

H.また階段下りなきゃいけないけど

通話時間10分37秒

 

 父が階段を下りる足音がして、父が母にスマホを渡した様子も受話器越しに分かる。とくに怒った風もなく母に渡しているのだが、母が「もう切ったの?」と父に聞いていて、「切ってないよ (怒)あんたに代ってくれってぇから持ってきたんだ」と父が答えているのが聞こえた。

 こういう時の母の最初のひと言が「はい、ありがと(持って下りてくれて)」だったら、どれだけ平和か分からないんだが。母の最初のひと言はだいたいいつも詰問。